スタッドレスタイヤの賞味期限!?
【硬化】【劣化】【摩耗】など性能が低下したスタッドレスタイヤによるスリップ・追突事故が増加しています
スタッドレスタイヤを継続して安全にご使用いただく為には、空気圧などの適切な管理はもとより【タイヤのやわらかさ】・【十分な残ミゾ】が重要です。知らず知らずのうちにスタッドレスタイヤの性能が失われていくと、いざという時に大変危険。
また、最近は運転支援システムの装着車も多く、自動ブレーキやレーンキープアシストなどの適切な作動のためにも安心できるスタッドレスタイヤを履いておきたいですね。
【タイヤのやわらかさ】
:街乗り(お買い物など)中心のお客様は走行距離が伸びにくく、タイヤが摩耗しにくい使用環境と言えます。結果としてスタッドレスタイヤのご使用が長期間になりがちで、ゴム質の硬化したスタッドレスタイヤで走行されているケースも少なくありません。スタッドレスタイヤは一般的に製造4年目程度から大きく性能が低下していきます。スタッドレスタイヤの性能にはゴムの【柔らかさ】が重要な要素です。
【十分な残ミゾ】
:現在のスタッドレスタイヤは一般的に氷路面に密着することで効きを発揮します。そのため夏用タイヤに比べると遥かにゴムが柔軟にできており、積雪のない路面での走行距離を重ねることでタイヤの摩耗が進みやすく、プラットホームと呼ばれる摩耗の限界サインが露出してしまうと冬用タイヤとしてご使用いただけません。スタッドレスタイヤの性能を発揮するためには【十分な残ミゾ】が重要です。