加工前の状態
Seedsでは2008年より、ハイエンドオーディオ「BEWITH」の取り扱いを開始しました。
上越地区ではもちろん唯一。全国でも限られたショップのみでの販売です。
それゆえ、さまざまな点で専門性の求められるオーディオでもあるんです。
今回は「BMW M3 E92」のご紹介です。
まずは、BEWITH取り付けの最難関「ドアエンクロージャー」
要は、ドアにホームスピーカーみたいなBOXを埋め込んじゃえ!!って感じ。
でも、これが簡単じゃないんです。
物理的に、スピーカーの厚み+αとして、約85mmがドアから飛び出てくるので・・・
もちろんコンセプトは「カッコイイ」こと。そのために色々工夫してがんばります。
カーオーディオは見た目だって性能ですからね!!!
(1)まずは、取り付けイメージから!毎回そうですが、この時点ではけっこう余裕に感じるんですよね。。。(笑)
(2)スピーカーBOXの枠に当たる部分をMDFと呼ばれる高密度の木から切り出して・・・ こんなイメージかな~、みたいな。
(3)続いてドアの内張りをカットします!! もう~この時点で後戻りできません!ふっ切れます!!
(4)それと並行して純正ツィーターカバーをパテで再形成していきます。 削って盛っての繰り返し・・・
(5)最後に塗装orアルカンターラ(レザー張り)で仕上げると・・・
(6)ツィーターの完成~ ・・・完璧!!
(7)そうしている間に、スピーカーBOXも完成! まずは音響測定器で、でき具合をチェックです! ダメなら・・・ハイ!即作り直し~(涙)
(8)無事にOKが出ると、やっとドアに埋め込みです。 お客様にお見せしたくないほど、内張りがパテまみれ・・・ 注)ちゃんと計算どおりなのでご心配なく!!
(9)最後にレザーを巻いてできあがり! 音が出る瞬間は涙を禁じえません。
上から見下ろしても、純正アームレストからの飛び出しは最小限に留めました。